ディズニーの人気アドベンチャー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの最新作に『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PRAY(2020)』などで知られるマーゴット・ロビーが主演にキャスティングされていることが明らかになりました。The Hollywood Reporterが報じています。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の最新作についてはかねてより開発の初期段階にあることが伝えられていました。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ4作品の脚本を務めてきたテッド・エリオット、そしてエミー賞受賞のテレビドラマ『チェルノブイリ(2019)』の脚本を手がけたクレイグ・メイジンの2人がプロジェクトに参加しており、シリーズを通してプロデューサーを務めてきたジェリー・ブラッカイマーも企画の存在を認めているのです。
The Hollywood Reporterによれば、マーゴットが主演を務める『パイレーツ』最新作はこれまで伝えられてきたものとは別の完全にオリジナルの物語になるとのこと。脚本を務めるのは『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PRAY』や『バンブルビー(2019)』などの脚本を手がけて注目を集めるクリスティーナ・ホドソン。
このことからディズニーは、テッド・エリオットとクレイグ・メイジンが製作中の『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作、そしてクリスティーナ・ホドソンが脚本を務めるマーゴット・ロビー主演のオリジナル版の2種類の『パイレーツ』作品を企画しているということになります。この2作品がどこかで繋がるのか、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの関与の可能性はあるのかなど、多くは不明となっています。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズはこれまで5作品が公開されてきましたが、ややマンネリ感があることは否めません。マーゴットとホドソンの再タッグがシリーズに新しい風を吹かせてくれることに期待したいところ。
source : The Hollywood Reporter