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『黒い司法 0%からの奇跡』が「Black Lives Matter」運動の動きを受けてアメリカで無料配信開始

マイケル・B・ジョーダン主演で実在の弁護士ブライアン・スティーブンスの戦いを描いた実話映画『黒い司法 0%からの奇跡(2019)』を、製作のワーナー・ブラザーズがアメリカ国内において1ヶ月限定で無料公開しました。

『黒い司法 0%からの奇跡』は、黒人への差別が根強く残る1980年代のアメリカ・アラバマ州を舞台に、黒人の弁護士ブライアン・スティーヴンソンの戦いを描いた映画。白人女性を殺した容疑で死刑宣告を受けた黒人の被告人ウォルター・マクミリアンは、殺人を立証する証拠が無いにも関わらず検察側によって犯人に仕立て上げられていました。ブライアンはウォルターの無実を必ずや証明すると心に誓い、人種差別と司法制度という敵に立ち向かう…

2020年5月25日、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスにて、黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警官に首を膝で押さえつけられて、窒息死するという事件が起きました。これをきっかけに現在アメリカでは人種差別に対する大規模な抗議デモが行われており、この動きを受けたワーナー・ブラザーズは同じく人種差別をテーマにした本作の無料公開に踏み切りました。



本作の公式アカウントでは「我々は物語が持つ力を信じています。『黒い司法 0%からの奇跡』は、公民権弁護士ブライアン・スティーブンソンのライフワークに基づいた映画です。我々の社会を脅かす体系的な人種差別を学ぶことに興味を持っている方にとって有意義な作品です」

この国で懸命に求められている変革の活動に参加するにあたって、これまでに至った彼らの過去や、これまでに受けてきた無数の差別について深く学ぶことをお勧めします。」とのコメントも合わせて投稿されています。

キャストには『クリード』シリーズや『ブラックパンサー(2018)』のマイケル・B・ジョーダン、『Ray / レイ(2004)』、『アメイジング・スパイダーマン2』のジェイミー・フォックス、『キャプテン・マーベル(2019)』のブリー・ラーソン、『ストレイト・アウタ・コンプトン(2015)』のオシェア・ジャクソン・Jrなどが参加しています。監督を務めるのは『ショート・ターム(2013)』で脚光を浴び、MCU作品『シャン・チー・アンド・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』も手がける注目のデスティン・ダニエル・クレットン。

『黒い司法 0%からの奇跡』は2020年6月17日からブルーレイ&DVDの販売、およびデジタル配信開始

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