英語圏で頻繁に使われる「Fuck」という言葉、通称「Fワード」。直接的な意味では「性行為」ですが、会話の流れによっては誰かを罵倒したり、驚きや衝撃を表現したりする意味で使われています。一応アメリカでは放送禁止用語とされており、子供向けの番組なんかでは特に厳しく規制されています。ですが、その一方で映画の中ではよく耳にする言葉でもあり、字幕ではよく「F***」と表現されています。
そんないわゆる「汚い言葉」を映画史上最も発言したのはジョナ・ヒルであることが明らかになりました。Buzz Bingoが報じています。
『ハッカビーズ(2004)』でデビューしたジョナ・ヒルは『スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007)』『21ジャンプストリート(2012)』など数々の映画に出演、ブラッド・ピット主演『マネーボール(2011)』やレオナルド・ディカプリオ主演『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(2013)』ではそれぞれアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど俳優としての実力も認められています。
3500本以上の映画の台本を調査したBuzz Bingoによれば、ヒルは出演した全ての映画を通して376回もの「Fワード」を発言したとして、2位にランクインしたレオナルド・ディカプリオ、3位のサミュエル・L・ジャクソンを抑えての堂々の1位に。これに大きく貢献したのが『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』、『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013)』、『ソーセージ・パーティー(2016)』とのこと。ヒルはこの発表を受けて、自身のInstagramで喜びの声を報告しています。
なお、Buzz Bingoによれば最も「Fワード」が含まれていた映画はマーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』で、なんと作中に715回も「Fワード」が発言されているとのこと。まあ主にディカプリオ演じるジョーダンとヒル演じるドニーによるものですが。2位にジョシュア&ベニー・サフディ監督の『アンカット・ダイアモンド(2019)』の646回、3位にスコセッシ監督の『カジノ(1995)』の606回がランクイン。
僕は「マジかよ…」って時に思わず言っちゃうことがありますが、皆さんは極力使わないようにしましょうね。
source : Buzz Bingo