※本記事では将来公開される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の重要な内容に関する(かもしれない)記述が含まれています。どうしても気になる方のみ読み進めることをオススメします。
MCUの中でも人気の作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(仮題)』について、ある情報筋から新たな情報を入手しました。それによると『Vol.3』には涙なしでは観ることのできないシーンが含まれているそうです。
これまで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手がけてきたジェームズ・ガン監督は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : リミックス』の公開後に『Vol.3』の脚本の執筆を開始しており、ディズニーとの解雇騒動が起きる前の2018年6月の時点でその脚本はすでに完成していました。
また、自身のInstagramで現在撮影中の『ザ・スーサイド・スクワッド』に関する投稿、ここでファンからの質問に対して「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は『ザ・スーサイド・スクワッド』の撮影ではなく編集の終了後、つまり作品の完成後に撮影を始める」ということを明らかにしています。
情報によると、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で主要なあのキャラクターがガーディアンズメンバーからいなくなるということが報告されています。
そのキャラクターはロケットです。
”いなくなる”という意味では現在2つの選択肢があるようで、1つはハイ・エボリューショナリー(原作に登場する天才生物遺伝学者)との戦いで死ぬというもの。もう一つはロケットと同じくハイ・エボリューショナリーの遺伝子改造実験によってカワウソの姿にされた元恋人のライラと2人で生活するためにガーディアンズを抜けるというものです。
かつてジェームズ・ガン監督は復帰後のDeadlineでのインタビューの中で、「解雇になって『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』を製作できなくなった時、描くのを一番楽しみにしていたキャラクターやテーマは何ですか?」という質問に対して「僕にとって何が一番悲しかったか。それはロケットと僕の奇妙な関係、切っても切り離せない関係が失われたことでした」と答えています。
「ロケットは僕自身です。たとえナルシスティックに聞こえるとしても、ロケットはまさに僕そのものなんですよ。グルートは飼い犬のような感じです。グルートへの愛情はロケットとはまた別ですね。彼(ロケット)には自分との繋がりを感じますし、共感を覚えます。だけど同時に、ロケットの物語はまだ終わっていないんです。第1作で始まり、第2作へ続いたロケットの物語を、『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』を経て、第3作で完結させると決めていました。僕にとってあまりに大きな損失はロケットの物語を僕の手で終わらせられなかったことです。まあ僕の脚本を引き続き使う計画があったことは慰めになりましたけど。」
またジェームズ・ガン監督は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の脚本執筆には1年間を費やしたことを自身のInstagramで明らかにしています。過去に監督が手がけてきた『MIS II メン・イン・スパイダー2(2000)』はたった1週間、『スーパー!(2010)』は約3週間で執筆されたそうなので、それらに比べると『Vol.3』がどれだけ強い思い入れを持って作られたかがわかりますね。
MARVELファン待望のアダム・ウォーロックの登場なども期待されている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は今後のMCUを語るうえで重要な1作になることは間違いありません。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は2020年撮影予定、公開日は未定
source : Deadline