2019年5月31日、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズの最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が日本やアメリカほか世界各国にて公開されました。今作は2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』、2017年に公開された『キングコング:髑髏島の巨神』に次ぐ「モンスターバース」の第3作でもあり、2020年に公開が予定されている第4作『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs. Kong)』に繋がる作品となっています。
※本記事では『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の内容に触れている記述があります。閲覧にはご注意ください。
今作ではモスラやラドン、キングギドラといった日本でも有名な怪獣が複数登場しています。なかでもキングギドラはゴジラの作品ではおそらく最も有名なキャラクターで、映画の中では太古から存在する怪獣の中でも凶悪で、ゴジラと王の座をかけて争っていた存在として描かれています。
東宝の映画でもキングギドラはゴジラに苦しめた強敵として登場していますが、ゴジラ史上最も苦戦した敵は実はキングギドラではありません。
続編に最強の敵デストロイアが登場する?
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』作中で、ゴジラとキングギドラがイスラ・デ・マラの近くの沖合で戦闘しているところに軍の最新兵器「オキシジェン・デストロイヤー」が撃ち込まれるシーンがありました。
この兵器の名前を聞いてピンときたファンの方もいると思います。
ゴジラを最も苦しめた最強の怪獣デストロイアが誕生したきっかけはこの「オキシジェン・デストロイヤー」という兵器を使ったことがきっかけでした。
1995年に公開された映画『ゴジラ vs デストロイア』に登場したデストロイアは、元々海底の地層中に眠っていた甲殻類の微小生物で、オキシジェン・デストロイヤーによって周囲の環境が無酸素化されたために復活、その後は酸素のある現代の大気に適応するために異常進化を遂げ最終的にはゴジラよりも大きな怪獣になりました。
2020年に公開が予定されている第4作目のタイトルは現在『ゴジラ vs キングコング(邦題未定)』となっていますが、本当にただゴジラとキングコングが戦うだけのシンプルな映画になるでしょうか?この2体だけでなく、地球上の全生命体にとって脅威となる怪獣が登場するのではないかと思います。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は全国で公開中。『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs. Kong)』は2020年3月13日にアメリカで公開予定。