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ジョニー・デップ、『ファンタスティック・ビースト』第3作を降板したにも関わらず1000万ドルを稼ぐ

大ヒットファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの前日譚を描く『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3作では、これまでゲラート・グリンデルバルド役を演じてきたジョニー・デップが降板することが報じられていますが、それにも関わらずデップは1000万ドル以上の給料を受け取ることになるようです。

デップの降板は、11月2日にデップが英国のタブロイド紙「The Sun」に対して起こしていた名誉毀損裁判で敗訴したのちに発表されたもの。『アクアマン(2018)』などで知られる元妻のアンバー・ハードに対するDV(ドメスティック・バイオレンス)疑惑のあるデップは、同紙に「Wife Beater(妻殴り)」と記載されたことが事実と異なるとして訴えを起こしていました。



The Hollywood Reporterによれば『ファンタスティック・ビースト』第3作の撮影は2020年9月20日から開始しており、デップは降板以前にシーンを1つ撮り終えていたとのこと。そしてデップは今回”映画が制作されなかったり、役がリキャストされた場合でも全額の給料を支払う”という「ペイ・オア・プレイ契約」を結んでいたため1000万ドル以上の給料が支払われることになると伝えられています。

さらに今後、ワーナー・ブラザースは別で新たなグリンデルバルド役の俳優を再キャストすることも伝えられており、その俳優の給料も支払う必要があるため制作費用がよりかさむことになります。新たな俳優の起用が作品の成功に大きく影響することは間違いないため、ワーナーもキャスティングは慎重に行うと考えられます。

なお『ファンタスティック・ビースト』第3作の劇場公開は、2021年11月12日から2022年7月15日へと延期されることが発表されています。

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source : The Hollywood Reporter

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