映画史にその名を刻むホラー映画の金字塔『エクソシスト(1973)』。その名作を新たにリブートする計画が進行しているようです。Deadlineが報じています。
『エクソシスト』はウィリアム・ピーター・ブラッティの同名小説をウィリアム・フリードキンが映画化、少女に憑依した悪魔と神父の壮絶な戦いを描いています。公開されるや、その年の興行収入第1位を記録し、アカデミー賞では全10部門にノミネート、うち脚色賞と音響賞の2部門を受賞。さらに『エクソシスト』は、ホラー映画で初めてアカデミー作品賞にノミネートされた作品としても有名です。
Deadlineは、制作会社のモーガンクリークが2021年の公開に向けて開発中とのみ記しています。ところが同社は2015年に「『エクソシスト』のリメイクは絶対にやりません」と豪語していました。いったいこの5年間の間に何があったのでしょうか。
For the record, we will never attempt to remake THE EXORCIST
— Morgan Creek (@Morgan__Creek) September 28, 2015
リンダ・ブレア演じるリーガンの首が180度回転したり、ブリッジの体勢で階段を駆け下りるスパイダー・ウォークなど、トラウマ級の描写が多くの観客に衝撃を与えた『エクソシスト』は今観ても十分に怖いと思える映画ですが、実現するとなればオリジナル版を上回る恐怖を描くことができるのでしょうか…。
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