ディズニーの名作アニメーション作品『ヘラクレス』の実写映画化が現在企画進行中であることが明らかになりました。
『ヘラクレス』はギリシャ神話に登場する人物をディズニーオリジナルのストーリーで描く1997年のアニメーション映画。死者の国を治めるハデスの陰謀により神の力を奪われ、人間界で育てられたヘラクレスが、神として、そして本当のヒーローになるための成長を描きます。
脚本を手がけるのは『ゾンビランド : ダブルタップ(2019)』の他、DCコミックス『ワンダーウーマン 1984』やマーベル『シャン・チー・アンド・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』などの脚本も手がけたデヴィッド・キャラハム。そしてプロデューサーには『アベンジャーズ / エンドゲーム』など数々のヒット作を生み出して来たアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。監督には『アイアンマン(2008)』や実写版『ライオン・キング』を手がけたジョン・ファヴローや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでメガホンを取ってきたゴア・ヴァービンスキーといった豪華な顔ぶれが候補に挙がっています。
気になるキャストについてはまだ未定ですが、一部のファンからヘラクレスと両思いになるヒロインのメグ役に歌手のアリアナ・グランデを望む声が上がっています。なぜならアリアナは先日アメリカABCで放送されたチャリティ番組『The Disney Family Singalong』にて、『ヘラクレス』作中でメグが歌う「恋してるなんて言えない(原題 I Won’t Say I’m In Love)」のカバーを披露したためです。
近年ディズニーは『シンデレラ(2015)』『美女と野獣(2017)』『アラジン(2019)』『ライオン・キング(2019)』そして現在新型コロナウイルスの影響により公開が延期されている『ムーラン』など名作アニメーション作品の実写映画化に取り組んでいる傾向にあります。また、今回の『ヘラクレス』の他にも『リトル・マーメイド』や『ピーター・パン』『ピノキオ』、『ライオン・キング』のような超実写版『バンビ』といった企画も進行中です。
source : The Disney Insider