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『X-MEN : ダーク・フェニックス』監督、MCUでもX-MENの監督をやりたい ー 「新しいことを試してみたい」

2021年公開予定の『ニュー・ミュータンツ(原題 The New Mutants)』を除けば、「X-MEN」シリーズ最終作となった『X-MEN : ダーク・フェニックス(2019)』。20世紀フォックスをディズニーが買収したことにより、今後の『X-MEN』シリーズはマーベル・スタジオが手がけることになりました。

長年『X-MEN』シリーズに脚本・製作として携わり、『ダーク・フェニックス』で初監督を務めたサイモン・キンバーグは、先日IGN主催で行われた『X-MEN : フューチャー&パスト(2014)』の同時視聴イベントに参加、その中で今後MCUで『X-MEN』の映画を製作することがあれば監督を務めたいとの意欲を明らかにしました。

「僕は人生の多くを『LOGAN ローガン』、『デッドプール』、そして『X-MEN』に捧げてきました。(監督する機会があるなら)新しいことを試したいと思っています。」



『X-MEN : フューチャー&パスト』はウルヴァリンの精神を過去に送ることで過去を変え、そして未来に起きる悲劇を止めようとする物語。同じくタイムトラベルを描いた『アベンジャーズ / エンドゲーム』について「どう思いますか?」と質問を受けたキンバーグ監督は「大好きですよ。全てのコミック映画の中でもお気に入りの一つです。」とMCUの世界観に好意的な印象を示しました。

とはいえ、キンバーグ監督が脚本、監督として参加した作品の中には『X-MEN : ダーク・フェニックス』のほか、マーベルの黒歴史的作品『ファンタスティック・フォー(2015)』など商業的にも批評的にも失敗した作品もあることから、正直いささかの不安を感じるのは僕だけではないはず。また、代表のケヴィン・ファイギ氏は将来のMCUについて「これまでとは異なるアプローチをしていく」と述べており、そのビジョンは明かされていません。これまでと違うことをMCUに取り入れていくとなれば、キンバーグ監督のような経験者よりも、もっと若手で実力のある監督と仕事をするのではないかと思いますがはたして…

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