MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』にて奇跡の再登場を果たしたマシュー・マードック(デアデビル)役のチャーリー・コックスが、Radio Timesのインタビューの中で本作に関する切ない思い出を明かしました。
チャーリーは『ノー・ウェイ・ホーム』作中にて、殺人の容疑をかけられたピーター・パーカーの弁護人として登場。その出演時間はわずかでしたが、かねてより再登場が待ち望まれていただけに公開当時劇場では大きな拍手が起きていました。
「映画館でのその瞬間について、たくさんのメールや電話をもらいました。甥っ子なんか、劇場でみんなが歓声をあげている様子を録音したものを送ってくれたりして。」
そこでチャーリーは自らその瞬間を感じようと劇場に足を運びましたが、その時の観客の反応は思っていたものと違ったそうです。
「住んでいるところの近くの映画館に忍び込んで、文字通り廊下に立ってみたんですが…悲しいことに、死ぬほど静かだったんです!私はとてもがっかりしました。妻も一緒にいて、彼女は私の様子を録画していました。みんなが歓声をあげる瞬間がはきっと楽しいだろうってね。でもめちゃくちゃ気まずかったですよ。」
チャーリーが訪れた回にはたまたま『デアデビル』を鑑賞していない観客しかいなかったのでしょうか?予想外の反応に困ったチャーリーでしたが、今後のMCUに再び同役で出演することが決定しています。その時はこの時の人たちにも拍手で迎えてもらえるに違いない?
source : Radio Times