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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』初期の脚本ではタイムマシンはコーラで動いていた ー オーディション受けた俳優が明かす

タイムトラベルで過去と未来を行き来するSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。第1作『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART1(1985)』の公開から35年が経過した現代においても今なお世界中で愛され続ける本シリーズは、まさに映画史に残る名作の一つでしょう。そんな『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですが、当初の脚本は映画で公開されたものとは大きく異なる部分が含まれていたようです。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の公開35周年を記念して『Back To The Future: The Ultimate Trilogy』セットの発売が決定。4K Ultra HD版、4Kデジタル版、Blu-Ray版がリリースされ、それぞれに約1時間のボーナスコンテンツが含まれています。そしてそのボーナスコンテンツの一つに、なんと知られざるオーディションテープが収められているとのこと。



この発表を受けて、かつてマイケル・J・フォックスが演じた主人公マーティ・マクフライ役のオーディションに挑んでいたという『ナイト ミュージアム』シリーズや『LIFE!(2013)』のベン・スティラー、人気番組『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ(2003~2015)』のジョン・クライヤーらがTwitterで反応。クライヤーは当時を振り返って、実際に公開された映画と初期の脚本の違いについて投稿しています。



「(オーディションの時点では)タイムマシンは時速88マイルで走って1.21ジグワットの電力を必要とするようなデロリアンじゃなかった。ただタイムトラベルのために核分裂が必要で、そのための秘密の成分はコカコーラだったんだ。」

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を代表するアイテムの一つがタイムマシンに改造された車デロリアンですが、当初タイムマシンはデロリアンではなく冷蔵庫を改造したものだったことは有名な話。映画を観た子供たちがマネをする可能性を考慮して冷蔵庫からデロリアンに変更されたのですが、クライヤーはこの”冷蔵庫バージョン”の結末についてもこのように明かしています。

「最後のシーンはタイムマシンを起動させるために時計台の稲妻の代わりに、核実験場で原子爆弾を爆発させて核分裂を起こすというものだった。

爆弾が10…9…8…とカウントダウンしている最中、マーティはコカ・コーラのボトルを滑らせて粉々になってしまう。(タイムトラベルに必要な)コーラがない!ってことでパニックになってしまうんだけど、彼は1950年代にいてその当時のアメリカ郊外の家にはコカコーラのボトルがあるってことに気づくんだ。そして冷蔵庫を開けてみると、中に1本だけあったから、それを急いでタイムマシンに注いだ。

だけど原子爆弾が今にも爆発しそうでパニックになるんだけど、彼は気づくんだ。鉛の裏地付きのものに隠れればいい…つまり冷蔵庫だってね。彼が中に入ってドアを閉めると、爆弾は爆発、同時にタイムマシンが作動して未来に戻るんだ。」

ちなみにこれも有名な話ですが、このアイデアを気に入っていた製作総指揮のスティーブン・スピルバーグは後の作品『インディ・ジョーンズ / クリスタル・スカルの王国(2008)』でこの冷蔵庫のアイデアを使用、ハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズは冷蔵庫に逃げ込み、爆発から逃れています。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』多くのファンが思う「あの疑問」を脚本家ボブ・ゲイルが解説映画史上「最も完成度の高い映画」とも言われる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。1985年のシリーズ第1作の公開から35年の時を...

source : AMBLINROAD

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