『アベンジャーズ / エンドゲーム』のラストでトニー・スタークは自らを犠牲に、インフィニティ・ストーンの力を使って宇宙を守りました。そしてロバート・ダウニー・Jrがその最後のトニー・スタークを撮影した場所が、11年前最初の『アイアンマン』に出演するためのオーディションを受けた場所と同じだったことが明らかになりました。
「『アベンジャーズ / エンドゲーム』でロバート・ダウニー・Jrが最後に撮影したスナップのシーンは、彼がトニー・スターク役のオーディションを初めて受けたのと同じスタジオで撮影されました。」と語るのはMARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏。
さらに『アベンジャーズ / エンドゲーム』の監督ジョー・ルッソはこう付け加えます。「我々はいつも編集した作品をまず友人や家族に観てもらいます。そしてそこでアイデアを集めるんです。戻ってから、より細かい部分に的を絞った再撮影を行います。そうやって今回最後に加えられたシーンこそロバートが「私はアイアンマンだ」というシーンでした。」
「そのシーンはロサンゼルスのローリースタジオで撮影しました。我々が撮影した場所は、ロバートが『アイアンマン』で最初にスクリーンテストをやった場所のすぐ隣だったんです。最初の作品と最後の作品、完全に一周した感じになってすごく感動しましたね。」
なんとも運命的な話ですね。当初ロバート・ダウニー・Jrが『アイアンマン』に出演することは、本人の過去の薬物問題などからディズニー側から猛反対されていたそうです。ですが監督のジョン・ファヴローとケヴィン・ファイギ氏がロバートを猛プッシュ、結果トニー・スタークはロバート・ダウニー・Jr以外には考えられない役になりました。
ケヴィン・ファイギ氏曰く、これまでのMCUで最も苦労したことは「ロバート・ダウニー・Jrを起用すること」だったとか。
source : Comicbook.com