ついにハリウッド・スターまでもが…
『フォレスト・ガンプ/一期一会(1994)』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002)』『ダ・ヴィンチ・コード(2006)』など数々の作品に出演している俳優トム・ハンクスと、妻で女優・映画プロデューサーのリタ・ウィルソンが、新型コロナウイルスに感染したことをトム・ハンクスが自身のSNSで明らかにしました。
トム・ハンクスは、自身が出演する次回作の製作のためにオーストラリアを訪れていた際、風邪に似た症状を感じたため検査をしたところ、新型コロナウイルスの陽性反応が認められたとのことです。
「皆さんこんにちは。リタと私はオーストラリアに来ています。風邪のような、軽い疲れを感じて身体の痛みもすこしありました。リタはときどき寒気も感じていて、少し発熱もありました。今、世界で求められている状況にきちんと対処するために、コロナウイルスの検査を受けたところ、陽性であることが分かりました。
う〜ん、これからどうなるんだろう?医療関係者も、手順を守らないといけません。私たちは検査を受けて、観察され、公衆衛生と安全性が必要な間は隔離されることになります。毎日、地道にやっていくしかないですね。また、進捗をお知らせします。皆さんもお気をつけて!ハンクス」
トムが出演する次回作はエルヴィス・プレスリーの伝記映画ですが、製作のワーナー・ブラザーズはDeadlineなど各メディアを通じてこのような発表をしています。
「現在オーストラリアのゴールドコーストでプリプロダクション中(企画段階)であるエルヴィス・プレスリーの長編映画のメンバーより、COVID-19(新型コロナウイルス)の陽性反応が検出されたことが分かりました。オーストラリアの保健機関の適切な措置に従い、当人(トム・ハンクス)と直接接触した可能性がある者を明らかにし、連絡を取っているところです。メンバーの健康と安全が最優先です。私共のプロダクションに携わる世界中の全ての人々を保護するべく、予防措置を取ってまいります。なお、COVID-19の陽性反応が確認された当人は、現在治療を受けております。」
もちろん期間中トム・ハンクス夫妻と関わっていた全スタッフが検査の対象になるであろう事態。新型コロナウイルスは基礎疾患を持っていると重症化するリスクが高まると考えられていますが、トムはたしか糖尿病だったはず…全員が無事に回復してくれることを祈るばかりです。
新型コロナウィルスの影響は映画業界にも深刻な影響を与え続けています。
source : Deadline