新型コロナウィルスの影響はまだ収まる気配がありません。
アイアンマン役でおなじみのロバート・ダウニー・Jr主演の映画『ドクター・ドリトル』の日本公開が、予定されていた2020年3月20日から延期になることを配給元の東宝東和が発表しました。
新たな公開予定日については発表されておらず、決定次第発表するとのことです。
また、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の世界公開も、当初予定されていた2020年4月2日(日本は4月10日)から、全世界で2020年11月に延期されることが「007」の公式Twitterアカウントで発表されました。
The film will be released in the U.K. on November 12, 2020 with worldwide release dates to follow, including the US launch on November 25, 2020.
— James Bond (@007) March 4, 2020
「MGM、ユニバーサル・ピクチャーズ、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは、本日の世界的な映画市場の状況を慎重に検討し、『ノー・ タイム・トゥ・ダイ』の公開を2020年11月まで延期することを発表しました。イギリスでは2020年11月12日に公開予定で、アメリカでは2020年11月25日に公開予定となっており、順次全世界で公開していく予定です。」
名医も凄腕スパイもコロナウィルスには勝てなかった…
新型コロナウィルスが与える映画界への影響
先日ディズニーが『2分の1の魔法』や実写版『ムーラン』の日本公開日の延期を発表したこともあり、以前新型コロナウィルスの被害が拡大していくようであれば、今後も続々と映画の公開が延期されていくことになるでしょう。
また、トム・クルーズ主演の大作アクション『ミッション・イン・ポッシブル』シリーズ7作目となる最新作もイタリアでの撮影が延期となったことが2月に報じられており、新型コロナウィルスは公開日だけでなく映画の製作にも大きな影響を及ぼしています。