MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)版『スパイダーマン』シリーズ最新作にして完結作『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』に、サム・ライミ版『スパイダーマン(2002)』にてグリーン・ゴブリンを演じたウィレム・デフォーが出演していることを、ピーター・パーカー(スパイダーマン)役のトム・ホランドが明かしました。
2021年11月17日(アメリカ時間2021年11月16日)に『ノー・ウェイ・ホーム』の予告編第2弾が公開、再生回数が24時間で3.5億回を超えるなど世界中から並々ならぬ期待の高さをうかがわせている本作ですが、この日アメリカのロサンゼルスでは予告映像の解禁に合わせたファンイベントが開催されており、そこにトム・ホランド本人が登場。これまで数多くのネタバレ発言をしてきたことで知られるトムは「これ言っちゃっていいんですよね?彼(ウィレム・デフォー)は予告編に登場してますよ。」と発言しました。
予告映像に登場するグリーン・ゴブリンはかつてウィレムが演じたグリーン・ゴブリンの様な笑い声を発していましたが、正式にウィレムの姿は確認できておらず、復帰についてはまだ憶測の域を出ていませんでした。それもそのはず、ウィレムが撮影に参加していることは極秘中の極秘事項であり、トム本人にもウィレムが出演する事実は隠されていたよう。ところがトムは撮影現場で偶然ウィレムに会ってしまったそうで、その時のエピソードを明かしています。
「ウィレムと初めて会った時の面白い話があります。あの時はヴィランたちが映画に登場するってことは秘密にされていたんです。なので彼らは黒いマントを羽織ってセットを歩いていました。もちろん皆かつて自分が演じたキャラクターをまた演じられることにはワクワクしていたと思います。そんな時、僕は偶然黒いマントを着た人とぶつかってしまいました。僕が“大丈夫?気をつけてくださいね”って言うとその人がマントを脱いだんです。すごく怖かったですよ。“うわ!ゴブリンだ!”って思いましたから。」
そんなトムとウィレムの最初のリハーサルはかなり”シュール”だったそう。「劇場で体験してもらいたいので、あまり話せないんですが、かなりシュールでした。」トムとウィレムに一体どんな絡みがあるのでしょうか。
最後にトムは「この映画はあらゆる面で期待を超えています。これまでに作られたスーパーヒーロー映画の中で最も劇場向けの映画であり、ソニーとマーベルが不可能を可能にしたことを誇りに思います。」と是非劇場で鑑賞してほしいとコメントしています。
それにしても予告映像に一瞬映るマスクなしのグリーン・ゴブリンはウィレムっぽくなかったけどこれって一体…
source : IndieWire