伝説のSF小説『デューン / 砂の惑星』を映画化したSF超大作『DUNE / デューン 砂の惑星』のアメリカでの公開が2020年12月18日から2021年10月1日へと約10ヶ月延期することが明らかになりました。ワーナー・ブラザーズが発表しています。
『ブレードランナー 2049(2017)』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『デューン』は、ティモシー・シャラメほか多数の豪華出演者が集結した、2020年を締めくくる話題作となる予定でした。今回の発表を受けての日本の対応はまだ未定です。
もっとも、先日ワーナーが『ワンダーウーマン 1984』を2020年12月18日へ公開延期することを発表した時点で、公開時期が被っていた『デューン』のスケジュールも調整する可能性は十分に考えられていました。さらに先日MGMが『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』を2021年4月へと公開延期するとの発表を受けて、アメリカ・イギリスの大手映画館チェーン、Cineworld(Regal Cinemas)が再休業を検討していると報じられたことも、『デューン』の公開延期に踏み切った理由の一つとも考えられます。
そして『デューン』の新たな公開日となる2021年10月1日にはDC映画『ザ・バットマン(原題 The Batman)』が控えているため、おそらくワーナーは近いうちに『ザ・バットマン』の公開日を変更すると思われます。
※2020年10月7日追記
『ザ・バットマン』は2022年3月4日に公開延期、続く『ザ・フラッシュ』は2022年6月2日から2022年11月4日へ、『シャザム!』の続編映画は2022年11月4日から2023年6月2日へと公開延期が発表されています。
『DUNE / デューン 砂の惑星』は宇宙を支配できるという貴重なスパイス“メランジ”が唯一産出される砂漠の惑星アラキスを舞台に、惑星の統治を巡る貴族たちの権力争いを描く物語。アラキスを治めるのは、主人公ポール・アトレイデスの父親レト公爵。しかし公爵は陰謀によって命を落としてしまい、ポールは砂漠の荒地へと逃亡します。そしてポールは、自らを救世主と信じる民族の指導者となり、帝国を転覆させてアトレイデス家を再興するため立ち上がるのでした。
『DUNE / デューン 砂の惑星』は2021年10月1日公開予定。日本は近日公開予定
source : Collider