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『デッドプール3』製作の可能性について「作られることはないかもしれない」 ー 原作者ロブ・リーフェルド語る

スーパーヒーローらしからぬ暴力表現や下ネタワードが満載の人気映画『デッドプール』シリーズの続編となる『デッドプール3』について『デッドプール』原作者のロブ・リーフェルドは「製作されることはないかもしれない」と自身の考えを明かしました。

『デッドプール3』製作の噂について、主演のライアン・レイノルズはこれまで「(製作の)予定はあります。今チーム全体で取り組んでいるところです。」と答えていましたが、20世紀フォックスがディズニー(マーベル・スタジオ)と事業統合して以降、その進展については何も発表されていません。

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Colliderのインタビューに登場したリーフェルドは『デッドプール3』の製作に悲観的な考えを持ちつつこのように答えています。

「僕はそれでも構わないと思っています。前2作を通して、とても素晴らしい経験が出来たからです。僕は前2作のことをとても誇りに思ってますし、映画に携わった皆と出会えて本当に良かったです。ライアン(・レイノルズ)、ジョシュ(・ブローリン)、ザジー(・ビーツ)、そしてデヴィッド(・リーチ監督)、ティム(・ミラー監督)、全員大好きですよ。彼らの仕事は素晴らしかったですし、これからも賞賛されるでしょう。ですが、私たちが生きているこの世界に保証は何もありません。そして映画を作るのは大変なんです。特にこの自粛期間後だと尚更、違和感がありますよね



さらにリーフェルドは『デッドプール』に登場するキャラクターが原作コミックにおいて長い歴史を持つことに言及し、ジョシュ・ブローリンが『デッドプール2(2018)』で演じたケーブルについても指摘しました。

「ケーブル単独の映画シリーズが製作されるべきだと思います。彼は『デッドプール』から独立して存在することが出来ますから。そもそも、彼は何年もの間そうしてきました。デッドプールが約330冊のコミックに登場している一方、ケーブルは約520冊に登場しているんです。一応、数えました……。『デッドプール2』の撮影終了後と公開までの間に、ジョシュとは本当に仲良くなりました。そして彼も今後の続編でケーブルを探求できることにとても興奮していました。それが“Xフォースの単独作”だったんです。彼の言葉で言うと、“ケーブルの中心作(Cable-Centric)”ですね。

最後にリーフェルドは、2017年に企画されたものの最終的に中止となったアニメ版『デッドプール』について「『デッドプール』のアニメ版はなぜまだ存在しないんでしょうか。全く理解できません。そうですよね?」と不満を打ち明けています。

リーフェルドの思いとは裏腹に、『デッドプール3』を望む人は多いハズ。企画が本当に進行していることを願うばかりです。

source : Collider

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