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『ターミネーター : ニュー・フェイト』シュワちゃん演じるT-800はなぜ老化が進んだのか ー ジェームズ・キャメロンが語る

アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン、そしてシリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンの最強タッグが実現した『ターミネーター : ニュー・フェイト』は『ターミネーター2(1991)』の正統な続編として公開されるシリーズ最新作です。



リンダ・ハミルトン演じる年老いたサラ・コナーとマッケンジー・デイヴィス演じる強化人間のグレースは、人類存続の鍵を握る女性ダニー(ナタリア・レイエス)を新たな脅威REV-9(ガブリエル・ルナ)から守るため、かつての敵でもありサラを守り続けてきたT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)の元を訪ねる。

予告を観た方ならお分かりだと思いますが、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるターミネーター・T-800はシュワちゃんの実年齢に応じて老化しています。なぜ最新の映像技術を使って若いままの姿にしなかったのでしょうか。

脚本と製作総指揮を担当したジェームズ・キャメロンがColiiderの中でその質問に答えています。

「最初の『ターミネーター』で説明があったんですが、彼は「サイボーグ」です。筋肉など、彼には人体と同じ有機的な生体組織が備わっているんです。それよりも大きな問題なのはそういったものが、どうやって時間のトンネルを通過したのか、ってことなんですけど。まあそれはまた別のオタク話ですね。とにかく彼の身体の表面は生体組織で覆われています。その部分を維持するために食事も摂らないといけません。この部分は体重の30%にすぎませんが、彼は間違いなく人間と同じ肉体を持っているんです。化学的な説明は完全にでたらめなんですけど…でもこのアイデアはクールじゃないですか?」



T-800は中身の骨格こそ金属でできていますが、表面は人間と同じく老化していく有機素材で覆われているということです。

「最初の『ターミネーター』の中に、T-800は細胞が壊死したような描写があって、男に「おい、そこに腐った猫でもいるのか?」と言われるシーンもあります。つまり彼の肉体は、年齢に比例して老化していくんです。でも彼の内部の骨格や動力源のパワーセルは動き続けることができます。『ターミネーター2』でパワーセルの寿命は120年だと言ったと思いますが、肉体が死んで剥がれ落ちたとしても、彼は骨格だけで動き回ることができますよ。」

また監督を務めたティム・ミラー監督は、シュワちゃんをCGで若返らせることについて「検討の余地はなかった」と語ります。

「デジタルのアーノルドを作りたくなかった、そのことは確かです。ある一定の年齢に達した人物が、英雄的であることを求められる、そのリアリティを大切にしたかった。その点が非常に気に入ったところなんです。僕は『勇気ある追跡(1969)』や『オレゴン魂(1975)』のような物語が好きで、傷を負ったヒーローのほうが若いヒーローよりも面白いと思っています。僕にとってはそれが完璧。」

『ターミネーター:ニュー・フェイト』は2019年11月8日公開予定。

source : Collider

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