ディズニーに買収される前の20世紀フォックスが手がける最後の『X-MEN』映画『ニュー・ミュータンツ(原題 The New Mutants)』に登場するヴィラン「スマイリー・メン」の外観が初めて公開されました。
『ニュー・ミュータンツ』はある病院で拘束された、特別な力を持った少年少女たちが、医師たちの目的が自分達の治療ではないことを察して病院からの脱出を試みるという物語。この病院で起きている恐ろしい出来事とは…
先日公開された予告映像では、ダニエル・ムーンスター(ミラージュ)、ラーネ・シンクレア(ウルフスベーン)、サム・ガスリー(キャノンボール)、ロベルト・ダ・コスタ(サンスポット)、そしてイリアナ・ラスプーチン(マジック)ら5人の少年少女が自らの記憶を語り、病院内で出会う”何か”と対峙する様子が描かれています。
画像は映画業界の特殊効果専門誌Cinefixに掲載されていたもの。スマイリー・メンは予告映像の中で、背後に上から降ってきた男ではないかと思われます。また、Cinefixによればスマイリー・メンは何らかの形でイリアナの過去と結びついており、人の最悪の恐怖を顕在化させるダニエル・ムーンスターの制御不能な能力によって命を吹き込まれているとのこと。それって真の敵はダニエルって言ってしまってるような重大なネタバレなのでは…
予告編の最後に、イリアナと対峙するのは原作コミックではダニエルの両親を殺したという設定のデーモン・ベア。これもダニエルが自らの能力で無意識に生み出してしまったものなのかも?
もともと2018年4月に公開される予定だった本作は3度の公開延期を経て、ようやく2020年4月3日に公開となるはずでしたが、新型コロナウイルスの影響により4度目の延期(しかも無期限)、現在のところ公開の目処は立っていない状態です。ディズニーのストリーミングサービスDisney +での配信も検討されていると言われていますが、はたしていつになるのか…
キャストには、ダニエル・ムーンスター(ミラージュ)役に本作で長編映画デビューとなるブルー・ハント、イリアナ・ラスプーチン(マジック)役に『スプリット(2017)』のアニャ・テイラー=ジョイ、ラーネ・シンクレア(ウルフスベーン)役にドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のメイジー・ウィリアムズ、サム・ガスリー(キャノンボール)役にドラマ『ストレンジャー・シングス』のチャーリー・ヒートン、ロベルト・ダ・コスタ(サンスポット)役に『13の理由(2017)」のヘンリー・ザーガら注目の若手俳優陣が起用されています。
source : Comicbook.com