現在製作中と伝えられているキアヌ・リーブス主演の人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフドラマ『ザ・コンチネンタル(原題 The Continental)』は、映画版とは異なる視点で描かれる前日譚となるようです。チャド・スタエルスキ監督がFandomのインタビューにて明らかにしました。
https://twitter.com/getFANDOM/status/1260659435346620416?s=20
「コンチネンタル」は『ジョン・ウィック』シリーズ全編を通して重要な役目をもつ世界中の殺し屋たちをサポートする機関。基本的には「コンチネンタル・ホテル」という形で運営されており、ドラマ『ザ・コンチネンタル』はこのホテルを舞台に描かれる前日譚です。
スタエルスキ監督は「テレビ版は他のプロデューサーやライターが手がけるので、全く異なるキャラクターからの視点になります。殺し屋だけではなく、あの世界の様々な部分の深みが描かれます」とコメント、また「これまでに登場したキャラクターのオリジンストーリーもたくさんありますよ」とも付け加えています。
また、気になるジョン・ウィック演じるキアヌの出演については「ジョン・ウィックの視点にはなりません。ジョン・ウィックが関係しない、というわけではないんですが”彼の視点ではない”ということです。」と可能性を否定していないあたり、カメオでの出演もありえそうです。
「ジョン・ウィックの時間設定って、彼の人生におけるわずか1週間のうちに起こった出来事なんですよ」監督の言葉通り、よく考えてみると『ジョン・ウィック(2014)』から『ジョン・ウィック : チャプター2(2017)』、『ジョン・ウィック : パラベラム(2019)』までの物語ははわずか1週間で起きた出来事を描いています。ドラマ版は殺し屋たちの世界を、どれぐらいの期間にわたって描くことになるのかでしょうか。
『ザ・コンチネンタル』は『ジョン・ウィック4(仮題)』の公開後に配信されると伝えられていますが、先日新型コロナウイルスの影響により映画の方は1年の延期が決定となっています。合わせてこちらも延期になるのか、それとも先がけての配信になるのかはわかっていません。」
