Disney +

ディズニー、新作映画を映画館ではなくストリーミングサービスでの配信を検討か

新型コロナウイルスの影響により新作映画の公開延期が続々と発表されるなか、ウォルト・ディズニー・カンパニーは今後の公開予定作品の一部をストリーミングサービス「Disney +」で配信することを検討していることが明らかになりました。CEOのボブ・アイガー氏がBarron’sでのインタビューの中で語っています。



ケネス・ブラナー監督によって人気小説「アルテミス・ファウル」を実写映画化した『アルテミスと妖精の身代金』は本来2020年5月29日に公開する予定でしたが、ディズニーは本作をDisney +で配信することを決定しました。これについてアイガー氏は「『アルテミスと妖精の身代金』以降に公開予定の作品のうち、いくつかはDisney +での配信というかたちで公開することになるかもしれません。」とコメントする一方で、「大型作品は、今後(公開スケジュールの)枠が空き次第になると思います。すでに発表している作品に加えて、後からカレンダーに追加する作品も出てくると思います。」と述べています。

『アルテミスと妖精の身代金』は妖精や魔法が存在する世界で起きた出来事を描くファンタジー・アドベンチャー。ある日、犯罪一家で育った少年アルテミスの元に一本の電話がかかってきます。その内容はアルテミスの父親を誘拐したという犯人からの電話でした。犯人の要求は1トンのフェアリー・ゴールド。アルテミスは父親を取り戻すために天才的な頭脳を駆使して、妖精たちから身代金を騙し取る計画を企てる…

『アルテミスと妖精の身代金』がディズニーデラックスなどで日本でも配信されるかどうかは明らかになっていません。現在ディズニーが公開延期を発表した大型作品には『ムーラン』やMCU作品『ブラック・ウィドウ』、ディズニーの人気アトラクションを実写映画化した『ジャングル・クルーズ』などがあります。

ディズニー『ムーラン』『ジャングル・クルーズ』『インディ・ジョーンズ』など新たな公開予定日を発表新型コロナウイルスの影響により映画業界が甚大な影響を受けるなか、ウォルト・ディズニー・カンパニーは『ムーラン』『ジャングル・クルーズ』『...

source : Barron’s

CINEMATRONIXをFOLLOW!!