ソニー・ピクチャーズはMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『スパイダーマン3(仮題)』の公開延期を発表、新たな公開予定日は2021年11月5日、本来予定されていた公開予定日から約4ヶ月遅れての公開となります。
それに伴い、本来11月5日に公開予定だった『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2022年3月25日へと変更、そして『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』は2022年2月18日の公開予定日から1週間繰り上げての2022年2月11日の公開予定日になることがあわせて発表されました。
新型コロナウイルスの影響により、マーベル・スタジオはこれまで『スパイダーマン3』を除く『ブラック・ウィドウ』から『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』の公開予定日の変更を発表済みでしたが、この度ついに『スパイダーマン3』の変更を発表。これでMCUフェーズ4劇場公開作品は全て公開延期となることが決定しました。
今回の延期の発表で特に注目すべきは『ドクター・ストレンジ』の続編が『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』の後に公開されるようになったということ。作品全てが繋がっているMCUにおいて、作品の順番が入れ替わるということはある意味”緊急事態”と言えます。脚本を変更するのか、あるいは公開時期が入れ替わったとしても影響がでない内容なのか。もっともDisney +で配信予定の『ワンダヴィジョン』や『ロキ』が『ドクター・ストレンジ』の続編と密接に関わってくると伝えられている以上、これらのドラマシリーズが当初の予定通り配信されるとは思えません。今後「Disney +組」の延期が発表される可能性は十分に考えられます。
また、MCUフェーズ5作品『ブラックパンサー2(仮題)』の2022年5月6日、『キャプテン・マーベル2』の2022年7月8日、それぞれの公開予定日の変更は発表されていませんが、現時点ではMCUフェーズ4を締めくくることになる『ドクター・ストレンジ』続編の公開予定日と『ブラックパンサー2』の間はわずかに1ヶ月半。さすがに短すぎるのでMCUフェーズ5にも影響が及ぶと考えておいた方がいいかも。
- 『ブラックウィドウ』公開予定日:2020年11月6日
- 『エターナルズ』公開予定日:2021年2月12日
- 『シャン・チー・アンド・レジェンド・オブ・テン・リングス』公開予定日:2021年5月7日
- 『スパイダーマン3』公開予定日:2021年11月5日
- 『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』公開予定日:2022年2月11日
- 『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』公開予定日:2022年3月25日
- 『ブラックパンサー2』公開予定日:2022年5月6日
- 『キャプテンマーベル2』公開予定日:2022年7月8日
source : The Hollywood Reporter