MARVEL STUDIOSは先週末カリフォルニア州アナハイムで行われた「D23 Expo」にて、今後公開される映画や、新たに始まるストリーミングサービス「Disney +」に関することなど多くの発表を行いました。
その中で「Disney +」で配信予定のMCUフェーズ4作品『ワンダヴィジョン』の広告用ポスターが公開され、いくつかの伏線が貼られていることが話題になっています。
WANDAVISION!!! Official D23 poster I had the honor of painting during the early concept phase of preproduction. This @DisneyPlus show is gonna be something totally fresh.. & weird! #ElizabethOlsen #PaulBettany @DisneyD23 #D23Expo #D23Expo2019 #Disney+ @MarvelStudios #WandaVision pic.twitter.com/VJU4p05Pmb
— Andy Park (@andyparkart) August 25, 2019
MARVEL STUDIOSのビジュアルディレクター、アンディ・パーク氏が手がけたというこのポスターには、1950年代風のリビングに座るワンダとヴィジョンの姿が描かれています。そして注目すべきはテレビの明りから背景に写る2人の影。
ワンダの頭には原作コミックで描かれるような赤い頭飾りがついているように見えます。
そしてヴィジョンの額には『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』でサノスに奪われたはずのマインド・ストーンが描かれているのがわかります。
以前ドイツのコミックコンに出席したワンダ役のエリザベス・オルセンは、ワンダとヴィジョンをロマンチックに結びつけたのはマインド・ストーンによるものだと言いました。
「ヴィジョンが持っているマインド・ストーンが、私に能力を与えてくれましたし、彼のことをソウルメイトだと思える精神を常に作り出すものだと思っていました。私たちが愛について話す時、あるいは人間の世界でいうパートナーやソウルメイトについて話す時には通常の言葉で説明できない部分があります。それは通常みなさんが持っている感覚と化学を結びつけた感覚なんです。マインド・ストーンはスカーレット・ウィッチとヴィジョンのためのものなんだと思います」
「彼らはとても奇妙な組み合わせですよね。彼(ヴィジョン)は人間ではないですけど、誰よりも人間的です。」とマット・シャクマン監督はVarietyのインタビューの中で語りました。「『ワンダヴィジョン』で描かれるのは、その奇妙で不思議な2人の完璧な愛の形の探求であり、彼らの関係をより成長させるものです」
ヴィジョン役のポール・ベタニーは「私は『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』で死にました。」と『ワンダヴィジョン』について語りました。「私がみなさんに言えることは、この物語はこれまでで最も豊かな物語になり、それをみなさんにお届けできることをとても楽しみにしています。みなさんも『ワンダヴィジョン』を愛してくれるといいんですけど…なぜならそれは驚異的で奇妙なものになりますから。」
『ワンダヴィジョン』は今年の秋に撮影を開始する見通しとなっており、2021年の春に「Disney +」で配信予定。