MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)版『スパイダーマン』第3作に、『ワンダヴィジョン』のワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)が登場する可能性があると話題になっています。
ワンダを演じるエリザベス・オルセンはCapital FMにて「『スパイダーマン3』にあなたも登場するんですか?」という司会者からの質問に対して「もしも全員出るのならそうなのかもしれません。まだ私はそこに参加していないんですけど」と意味深な答えを返しています。
もっとも『ワンダヴィジョン』は、新型コロナウイルスの影響をうける前はもともと『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』の直前に配信予定であり、ワンダはその『ドクター・ストレンジ』続編に登場することが報じられています。そして、『ドクター・ストレンジ』続編は『スパイダーマン3』に繋がっており、ドクター・ストレンジとスパイダーマンが再共演を果たすことも確認済み。つまり、こうした繋がりがある以上、ワンダが『スパイダーマン3』に登場しても不思議ではありません。
また、このことを裏付けるかのように、先日『ワンダヴィジョン』の監督を務めるマット・シャクマンが、『ドクター・ストレンジ』続編のサム・ライミ監督、『スパイダーマン3』のジョン・ワッツ監督と話し合っていたことを明かしました。
「監督同士の話し合いは最高でした。私たちはみんな、互いに繋がったユニバースの一部ですから。今までマーベルで仕事をしてきた方々や現在マーベルで仕事をしている方々のことを心から尊敬します。それは映画に限ったことではなく、ほかのドラマも同じことです。たとえ直接的に繋がっていなくても、お互いが隣り合わせで働いている。”どんなことをやってるんだろう?”と思えるのはすごくエキサイティングで、素晴らしい場所だと思います。(監督同士で)まるでリレーのように、それぞれが今やっている仕事のことを話しあってきました。バトンの受け渡しは完璧にやりたいと思っていますよ」
さらにシャクマン監督は「優れた映画やドラマはエンディングに到達した際に、その結末が驚くべきものであることが重要だと思います。そうでなければ、うまく物語を伝えたことにならないと思うんです。僕たちが目指したものはまさにそれなんです。」と『ワンダヴィジョン』で描かれる結末に自信をにじませています。
「最後には“わっ!”と思えて、“あぁ……”と納得すると思いますよ。」その言葉の真意やいかに。
source : Capital FM, Comicbook.com