『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム(2019)』から実に1年半の時を経て、いよいよMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)が新たな幕を開けようとしています。2020年は新型コロナウイルスの影響により、公開が予定されていた劇場作品はそのほとんどが尽く延期。マーベル作品もその例外ではありませんでした。
本来であれば2020年5月に公開予定だった『ブラック・ウィドウ』に代わり、MCUのフェーズ4開幕を担うことになった『ワンダヴィジョン』ですが、シリーズで監督を務めるマット・シャクマンはSFX Magazineのインタビューにて、「光栄なことですが、恐ろしくもあります。」と自身が感じているプレッシャーについて答えています。
「『アベンジャーズ / エンドゲーム』の後、(『ワンダヴィジョン』が)マーベルにおける初のMCU作品になるという事実は、この企画に取り掛かり始めたときには想像もしてなかったことです。ですが、ストリーミング配信の世界でのマーベル作品を開始させるには素晴らしい形だと思っています。本作は、テレビの歴史への大いなるラブレターのような番組です。史上最大の大ヒットシリーズを、テレビの世界に受け継ぐものとして、この上なく相応しい番組ですよ。」
シャクマン監督は本作を「『エンドゲーム』後、マーベルにおける初のMCU作品」とコメントしていますが、厳密には『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が『エンドゲーム』の後を描き、フェーズ3を締めくくる作品として公開されています。ともあれ、『ワンダヴィジョン』はMCUの新たな歴史を描くフェーズ4の第1作であり、今後Disney+で配信されていくドラマ作品の第1作目でもある超重要作。Disney+に加入してない人はお早めに!
『ワンダヴィジョン』は2021年1月15日にDisney+にて配信開始
source : Comicbook.com