『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド : ドミニオン(原題 Jurassic World : Dominion)』は、どうやらシリーズ完結作となるわけではないようです。プロデューサーのフランク・マーシャルがColliderとのインタビューの中で明かしました。
『ジュラシック・ワールド』シリーズは1993年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督『ジュラシック・パーク』の流れを汲む新シリーズ。『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド / ジュラシック・パーク(1997)』『ジュラシック・パークⅢ(2001)』と3作の「パーク」シリーズの後、前シリーズの世界観は継承しつつクリス・プラット主演で新たに『ジュラシック・ワールド(2015)』『ジュラシック・ワールド / 炎の王国(2018)』と2作の「ワールド」シリーズが公開されています。
フランク・マーシャルは、シリーズ3作目となる『ジュラシック・ワールド : ドミニオン』は長く続く『ジュラシック〜』シリーズの最終作になるのかという質問に対し「ノー」と答え、「新しい時代の始まりです」と付け加えました。
「恐竜たちは(『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』のラストで)、私たちの住む本土にややって来ました。彼らがしばらくの間、その環境で生存することを僕は望んでいます。」
『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』ではクローンの少女メイジーが地下の研究所に隔離されていた恐竜達を地上に解放するというラストが描かれました。『ドミニオン』では人間の世界に恐竜が現れるという状況にどう立ち向かうのかが描かれると予想されますが、フランクはその先の「共存」という世界を新シリーズで描くことを視野に入れているのかもしれません。
『ジュラシック・ワールド : ドミニオン』にはオーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードのほか、『ジュラシック・パーク』シリーズからアラン・グラント役のサム・ニール、エリー・サトラー役のローラ・ダーン、イアン・マルコム役のジェフ・ゴールドブラムが復帰。また『ジュラシック・ワールド』シリーズ前2作からロウリー役のジェイク・ジョンソン、バリー役のオマール・シー、フランクリン・ウェブ役のジャスティス・スミス、ジア・ロドリゲス役のダニエラ・ピネダ、メイジー・ロックウッド役のイザベラ・サーモンが続投することも明らかになっています。
『ジュラシック・ワールド : ドミニオン(原題 Jurassic World : Dominion)』は2021年6月11日公開予定
source : Collider
