『クワイエット・プレイス(2018)』の脚本を手がけたスコット・ベック&ブライアン・ウッズと、初代『スパイダーマン』シリーズ3部作を手がけたサム・ライミ監督がタッグを組んで新たにSFスリラー映画を製作することが明らかになりました。Varietyが報じています。
ライミ監督は『スパイダーマン』シリーズや『死霊のはらわた(1981)』など大作映画に多く関わってきた一方で、最近はモバイル端末向けショートムービープラットフォーム「Quibi(クイビー)」など小規模なインディペンデント映画でも手腕を発揮しています。また、ベック / ウッズという名前で映画の脚本、監督、プロデュースに携わってきた彼らは、ライミ監督が手がける『50 States of Fright』にて脚本と製作で参加、これがきっかけとなって今回再びタッグを組むことになったようです。
Varietyによれば、新たなSFスリラー作品ではベック/ウッズの2人が監督、脚本を務め、ライミおよびライミ・プロダクションのザイナブ・アジジ、デビー・リーブリングがプロデュースを務めるとのこと。また、このプロジェクトはオークション形式でソニーが勝ち取ったことも伝えられています。
去年ライミ監督は”『ミザリー(1990)』と『キャスト・アウェイ(2000)』を合わせたようなホラー映画”を新たに製作することを発表しており、本作がそれにあたる作品になるのかはわかりません。また、ライミ監督はMCU作品『ドクター・ストレンジ』の続編『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』にてメガホンをとることが正式に発表されています。
source : Variety