先日公開された『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』は公開から10日で世界興行収入6億ドルを記録し、安定のヒットメーカーっぷりを見せつけるMARVEL STUDIOS。
『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』でMCUデビューしたスパイダーマンは、『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』を含めMCU5作品に登場していますが、今作の『ファー・フロム・ホーム』はこれまで登場してきた作品と決定的に違う部分があります。
それはピーターの憧れの存在トニー・スタークが一切登場しないことです。
ロバート・ダウニー・Jrは大切な関係
『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』のワールドプレミアに出席したトム・ホランドは、インタビュアーに「ロバート・ダウニー・Jr無しでスパイダーマンの映画を撮影するのはどんな気分でしたか?」と聞かれ
「すごく感情的でした。僕は彼と一緒にしかスパイダーマンを演じたことがなかったので。彼は素晴らしい友人です。昨日の夜FaceTimeで彼と話をしたんですけど、僕の幸運を祈ってくれました。彼がいなくなるのは寂しいですけど彼が忘れられることは絶対ありません。」とプライベートでも連絡を取り合うほどの仲の良さを明らかにしました。
さらにインタビュアーが「聞いたところによるとあなたの携帯には(ロバート・ダウニー・Jrの名前が)特別な名前で登録してあるそうですが?」と尋ねたところ、「僕の携帯には”ゴッド・ファーザー”で登録してます。”R・D・J・ゴッド・ファーザー”って感じです。」と答えて笑いを誘いました。
アメリカのメディアサイトUPROXXのインタビューの中でトム・ホランドは、「ピーター・パーカーとトニー・スタークの関係はスクリーンの外でも同じです」と語っています。
「僕たちはすごく親しい関係になりました。親友同士になれましたし、僕は時々アドバイスを求めたりしています。この業界にいるうえで、僕にとってはとても大切な関係なんですよ。この世界で若い俳優が上にあがっていくのは、時に本当に怖いことだし恐ろしいことです。周りからいじめを受けることもあります。僕の味方になってくれて、ちゃんとアドバイスをくれる人がいるっていうのはありがたいことなんです。」
そんなロバート・ダウニー・Jrが演じるトニー・スタークについてトム・ホランドは「トニー・スタークはある意味ベン叔父さんのような存在だった」と言います。
「トニーはピーターの父親のような存在だったことはとても大きいと思いますし、そんな彼を失うことはピーターにとって大きな痛手です。そこにミステリオがやってきて、トニーと同じく少しだけピーターの師匠であり兄となってくれる。それは良いことですよね。」
source : UPROXX