現在『ジョーカー』は史上最も利益率が高いコミックス映画

トッド・フィリップス監督によってアメコミ界屈指のヴィラン・ジョーカーの誕生を描いたDCコミックス原作の映画『ジョーカー』は、これまでにないコミックス映画として世界中から高い評価を受けています。

アメリカの経済誌フォーブスによると、『ジョーカー』はコミックス映画というジャンルの映画の中では「最も利益率が高い映画」としてランクインしたことが明らかになりました。

2019年10月4日の公開から5週間が経った現在、『ジョーカー』は9億5300万ドルの世界興行収入を記録しており、うちアメリカ国内での収入が32%、海外での収入が68%という割合を占めています。これは『ジョーカー』の推定される予算6250万ドルのおよそ15倍にあたり、これまで1位にランクインしていた『マスク(1994)』(予算2300万ドル、興行収入3億5100万ドル)を抜き、トップになっています。

また、『ジョーカー』はコミックス映画というジャンルを除けば、低予算で製作された映画の中では現在3位という位置付けになっており、2位は『ボヘミアン・ラプソディ(2018)』(予算5200万ドル、興行収入9億500万ドル)で、1位は『ライオンキング(2019)』(予算5500万ドル、興行収入9億6800万ドル)。「映画史上最も利益率の高い映画」の1位が射程圏内に見えています。

今年公開された『アベンジャーズ / エンドゲーム』は28億ドルの興行収入を記録し「映画史上最も高い収益をあげた映画」になりました。このコミックス映画(スーパーヒーロー映画)はマーティン・スコセッシ監督やフランシス・F・コッポラ監督らのような批判はあるものの、世界中の人の関心を集めるジャンルとして間違いなく確立されています。

さらに『ジョーカー』が前評判通りアカデミー賞を受賞したとすれば、コミックス映画にとっては商業面だけでなく歴史的な快挙になります。

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source : Forbes

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