2020年11月に公開予定のハリウッド版『ゴジラ』シリーズ最新作『ゴジラ vs コング(原題 Godzilla vs Kong)』が正式にPG-13(13歳以下の鑑賞には保護者の注意が必要)に指定されたことが明らかになりました。監督のアダム・ウィンガードが自身のInstagramで明かしています。
『ゴジラ vs コング』は『Godzilla ゴジラ(2014)』、『キングコング : 髑髏島の巨神(2017)』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019)』からなる「モンスターバース」のシリーズ最新作。ウィンガード監督によればPG-13指定の理由については「怪獣による激しい暴力・破壊表現、そして簡単な言葉遣いのため」とのこと。「簡単な言葉使い」、つまり言葉による表現は少なく、怪獣たちの戦闘シーンが主になるということでしょうか。
なお前作の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も同様の理由でPG-13指定を受けていることから、本作が少なくとも同等以上の「暴力、破壊表現」が含まれていると考えられます。
前作ではゴジラやモスラ、キングギドラといった日本でもおなじみの怪獣たちに加え、オリジナルの怪獣が多数登場しました。怪獣たちは太古より地球に存在しており、むしろ「人類こそが外来種」であるという、ある種の神話的、聖書的な考えが怪獣たちの背景に描かれていました。「簡単な言葉使い」とはいえ、怪獣と人間たちとの関係性がどのように描かれていくのかにも注目していきたいところ。
キャストには『ターザン:REBORN(2016)』のアレクサンダー・スカルスガルド、『アイアンマン3(2013)』のレベッカ・ホール、『スパイダーマン : スパイダーバース(2018)』のブライアン・タイリー・ヘンリー、『ベイビー・ドライバー(2017)』のエイザ・ゴンザレス、『デッドプール2(2018)』のジュリアン・デニソン、ドラマ『 アイアン・フィスト』のジェシカ・ヘンウィック、そして日本人から小栗旬が起用されています。また前作で出演したマーク・ラッセル博士役のカイル・チャンドラー、マディソン役のミリー・ボビー・ブラウン、アイリーン&リン・チェン博士役のチャン・ツィイーの続投も伝えられています。
『ゴジラ vs コング(原題 Godzilla vs Kong)』は2020年11月20日に公開予定