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マーベル・スタジオ、チャドウィック・ボーズマン主演で『ブラックパンサー3』の制作を企画していたことが明らかに

マーベル・スタジオが、MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『ブラックパンサー』シリーズの第3作の制作を企画していたことが明らかになりました。The Hollywood Reporterが報じています。

ブラックパンサー(2018)』は、超文明大国ワカンダの王ティ・チャラを主人公とするMCU初の黒人が主役のスーパーヒーロー映画。ヒーロー映画として史上初となるアカデミー賞へのノミネートなど世界中から高い評価を受け、続編となる『ブラックパンサー2(仮題)』が2022年に公開されることが決定していましたが、主演のチャドウィック・ボーズマンは2020年8月28日、約4年間の大腸がんの闘病生活を経てこの世を去りました。

The Hollywood Reporterによれば、チャドウィックのエージェントを務めていたマイケル・グリーン氏は、チャドウィックが『ブラックパンサー2』でティ・チャラ役を再演するために、マーベル・スタジオから1000万ドルをあらかじめ受け取る契約交渉に入っていたとのこと。すでに計画されていた『ブラックパンサー』第3作のため、さらに2000万ドルの交渉も進められていたそうです。さらにグリーン氏は、チャドウィックが報酬を指示することはなかったとも付け加えています。

ディズニーの投資家向けイベント「Disney Investor Day 2020」にてマーベル・スタジオは、『ブラックパンサー2』でティ・チャラ役の再キャスティングを行わないことを正式に発表。続編ではティ・チャラの故郷であるワカンダと、前作で登場したキャラクターをさらに掘り下げると伝えました。ティ・チャラの妹シュリ(レティーシャ・ライト)の役割がより大きくなることのほか、ナキア役ルピタ・ニョンゴ、ラモンダ役アンジェラ・バセット、エムバク役ウィンストン・デュークも続投するとのこと。計画されていた第3作がどうなるのかは不明ですが、まずはチャドウィック不在での続編がどのように描かれるのかがポイントになると言えるでしょう。

『ブラックパンサー2(仮題)』は2022年7月8日に公開予定

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