SF映画の金字塔として映画史に残る不朽の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。1985年のシリーズ第1作の公開から今年で35周年を迎え今なお愛される本作ですが、2人の主人公マーティ・マクフライとドク・ブラウンはどのようにして友達になったのでしょうか。
劇中ではマーティが真夜中のドクからの呼び出しにも応えたり、ドクがリビアのテロリストからプルトニウムを盗んで命を狙われているという事実を知ってなおその場に留まるなど、2人の間にはすでに確固たる関係性が出来上がっていましたが、2人が友達になった経緯については語られていません。脚本を手がけたボブ・ゲイルがMental Frossにてその経緯を明かしています。
「何年もの間マーティは、ドク・ブラウンという男は危険だ、狂っていると聞かされていました。でも当時のマーティは血気盛んなティーンエイジャーでしたから、ドクがとても危険だって言われる理由を知りたくなったんです。マーティはドクの研究室に忍び込み、そこにあったクールな物の数々に魅了されました。そしてドクがそこで彼を見つけたとき、マーティが自分のことを狂ってなんかいない、とありのままの自分の姿を受け入れてくれたことに喜びを感じたんです。二人ともそれぞれの環境では厄介者扱いされてましたから。それからドクはマーティに実験の手伝いや研究室の世話、犬の世話などのアルバイトをさせました。それが二人の関係の原点です。」
なおドク役のクリストファー・ロイド、マーティ役のマイケル・J・フォックスの2人は2020年12月4日~12月6日の3日間、オンラインで開催される「東京コミコン2020」のゲストとして参加することが決定、マーティの母親ロレイン役リー・トンプソン、悪役ビフ・タネン役トム・ウィルソンと共にバーチャルサイン会も行うことが報じられています。
source : Mental Fross