MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)最新作『エターナルズ』の予告映像が世界初公開となりました。予告映像本編には、アカデミー賞受賞作品『ノマドランド』で一躍有名となったクロエ・ジャオ監督による壮大かつ神々しい世界観のほか、マーベル史上最強の力を持つと言われるヒーローチーム「エターナルズ」の登場が描かれています。
映像はジェンマ・チャン演じるセルシとリチャード・マッデン演じるイカリスが宇宙船に乗って地球にやってくるところから始まります。「美しい星」そう呟くセルシは、原作コミックでは人類と最も交流を行なってきたエターナルズのメンバー。一目見た地球の美しさに感動し、そこに住む人類を愛するようになったのかもしれません。ちなみにこのシーンで使用されている楽曲スキータ・デイヴィスの『The End of the World(この世界の果てまで)』は、恋人と別れた後の気持ちを歌ったもので、当時新人だったアンジェリーナ・ジョリーが出演した『17歳のカルテ(1999)』でも使われていました。
「我々はずっとこの星を見守り導いてきた」物質変換の力を使って水を生み出し、農耕を手伝うセルシのほか、エターナルズの戦士セナ、リーダーのアジャク、発明家のファストス、宇宙最速のマッカリも登場し、神として崇められるエターナルズ。何世紀にもわたり、人類史の中でひっそりと過ごしてきた彼らが、かつてない脅威に立ち向かうため再び人類の前に現れる…!
今後のMCUにも登場が噂されるキット・ハリントン演じるデーン・ホイットマン(ブラックナイト)も一瞬だけ登場、勢揃いしたエターナルズメンバーの見つめる先にあるものとは一体。そして最後には『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』以降の時系列であることがわかるシーンも。よく聞くとリア・マクヒュー演じるスプライトがキャプテン・アメリカのことを「キャプテン・ロジャース」と発言しており、どこか赤の他人ではないような印象も。第二次世界大戦中に何か接点があったのかもしれません。
キャストにはセナ役にアンジェリーナ・ジョリー、イカリス役にリチャード・マッデン、キンゴ役にクメイル・ナンジアニ、マッカリ役にローレン・リドロフ、ファストス役にブライアン・タイリー・ヘンリー、アジャク役にサルマ・ハエック、スプライト役にリア・マクヒュー、ドルイグ役にバリー・コーガン、セルシ役にジェンマ・チャン、ギルガメッシュ役にマ・ドンソク、デーン・ホイットマン役にキット・ハリントン。
『エターナルズ』は2021年11月5日に公開予定