2021年に公開予定のSPUoMC(Sony Pictures Universe of Marvel Characters)最新作品『モービウス』は、これまでのスーパーヒーロー映画にはない新しいジャンルの作品になるようです。主演のジャレッド・レトがVarietyによるAward Circuit Podcastの中で語っています。
レトが主役を務める『モービウス』は、血液の難病を患う天才医師マイケル・モービウスの物語。死期の近いモービウスは、病を克服するため自らコウモリの血清を投与するという危険な治療を施した結果、病はみるみるうちに快復。その代わりに周囲を探知するエコーロケーションの能力を手に入れるとともに、血液を求める衝動に駆られてしまうようになるモービウス。彼の運命はいかに…
レトは本作について「(『モービウス』は)『ジキル博士とハイド氏』のような物語ですね。スケールが大きくて楽しいんだけど、時々ちょっと怖い。そこが(スーパーヒーロー映画という)ジャンルにとっては新しいと思いますし、僕はワクワクしています。もちろん楽しいポップコーンムービーになると思いますよ。(モービウスは)僕がこれまでほとんど演じてこなかった種類の役柄で、良いチャレンジになりました。3つの違う役柄を演じられたという感覚です。」
『ジキル博士とハイド氏』はご存知、二重人格をテーマにしたロバート・ルイス・スティーヴンソンの代表的な小説。レトはおそらくモービウスの善の部分と悪の部分を「ジキルとハイド」に例えたのだと思いますが「3つの違う役割」とは一体どういうことなのでしょうか…？また以前レトはモービウスのことを「今後のユニバースにおいて特別な存在」と述べており、その役柄にますます期待が高まるところ。
『ヴェノム(2018)』から続くSPUoMC作品第2弾となる『モービウス』は、MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)とのクロスオーバーも期待されていますが果たして…？
『モービウス』は2021年3月19日に公開予定
source : Variety
